2014/07/29

年金と医療の共通点

年金記録問題。もうだいぶ昔のことのように思うが、未だに解決はしていないらしい。当時の社会保険庁のずさんな年金記録管理により、未納になっている人がいたり、受給できない人がいたりした。自分も数度の転職をしていることに加え、名前の「わたなべ」は、旧字体の「渡邊」であり、ナベの字が自分でも知らないくらいパターンがある(邉と邊が一般的。中のうかんむりがわかんむりだったり、しんにょうの点が1つor2つ、などなど)。ゆえに不安なのだけど、ねんきん定期便を見ている限り、今のところ問題はなさそうだ。

先日、弊社の分析を手伝ってくれているスタッフから、「厚生労働省の資料で、病院名には、半角スペースが入ったり、全角スペースだったり、スペースがなくなったりするの?」「法人格はあったりなかったりするけど、ルールはないの?」「伊藤病院って2つあるのだけど、混乱しないの?」と素朴な疑問をぶつけられた。

年金記録問題と同じだ!!!

(DPC公開データの資料に)伊藤病院が2つあることに対し、問題は感じているものの、仕方ない、とあきらめていた自分にとって、ぶつけられた率直な疑問で、年金記録問題と同じ本質的な問題を感じた。

本をただせば、どちらも厚生労働省。お役所仕事には困ったものだ・・・といっても仕方ない。病床機能の報告制度が始まる。制度自体は良い。これまでの経験を生かし、記録には細心の注意をしてもらいたいものだ。