2014/08/10

40人以上死んでいるのに、この広報は効果的なのか?

政府が必死に脱法ドラッグを何とかしようとしているのは分かる。でも、40人以上が死んでいる。さらに大きな問題は、服用者が事件・事故を起こし、一般人が巻き込まれ死んでいることだ。


先週、新しい広告を雑誌向けに出したらしい。

合法といって売られている薬物の、本当の怖さを知っていますか?-雑誌広告:政府広報オンライン

何だろう。「ダメ。ゼッタイ。」と同じくらい怖くない。

薬物乱用防止「ダメ。ゼッタイ。」ホームページ

もっと具体的に、死んだ人の話を書いた方がいいのではないだろうか。タミフルのニュース報道が繰り返された結果、子どもに飲ませたら子どもから目を離さない習慣が定着したように、脱法ドラッグがいかに危ないかを切々と説くべきと思う。「死に至ることもあります」ではなく、子どもや友人を脱法ドラッグで亡くした人のコメントとか、より具体的な死に至る過程とか、訴えかける要素をもっと濃くできないだろうか。

そもそも法のもとに取り締まれないことも問題だが、まずできることをする消費者庁の姿勢は素晴らしいと思う。それだけに内容がちょっと・・・。しかし、そう感じたのは自分だけかもしれないので、ぜひ皆様、ポスターをご覧ください(合法といって売られている薬物の、本当の怖さを知っていますか?-雑誌広告:政府広報オンライン