2017/11/07

用語が面白い

MMオフィス工藤氏の書籍、日経ヘルスケアの巻頭コラムを再編集されたと聞いているが、読み直していると、あらためて面白いところに気がつく。

2018年同時改定から2025年へ“攻める”診療報酬−戦略と選択 2018年同時改定から2025年へ“攻める”診療報酬−戦略と選択
例えば、これ。
工藤氏のP.146はディスカッションの題材に最適では
医療生態系、ガラパゴス等々、言葉の選択が興味深い(ギャグのセンスはそうそう追いつけないだけでなく、こういった文章力や用語選択のセンスは、どうひっくり返っても一生追いつけない)。言葉の選択から、生態系を維持することのメリット・デメリットは他分野の事例も参考になるかもしれないことを考えさせられる。

この146ページのケースは、ディスカッションには持って来いの事例かもしれない。5~6人でのグループディスカッションであれば、役割分担をしても面白い。公立病院の院長、自治体の首長、周辺病院の院長、患者、などなど。正解はない。立場が変われば意見が変わることを理解することも大事である。