2018/02/19

医療の質と病院経営の両立を目指し、回リハ病棟のマネジメントを考える

昨日のセミナーは素晴らしかった。


工藤氏の話で、診療報酬改定の動向を回リハのみならず多面的に捉え、そして、シミュレーション等の具体的な事例で、頭が整理できた。
次の角田氏の話で、前回改定後の取り組みと次回改定を踏まえた病院経営の実践について聞くことができた。FIMの評価制度と入院患者のミスマッチ(ケアでベストを尽くしても評価されにくい患者等)や、入院中の栄養管理は具体的な話で理解が深まった。また、急性期病院との連携についての課題感などは、非常に参考になった。
そして、最後、三好氏の話。回リハ退院後の患者の生活の質に関する知見と、それに基づくアドバイス、特にセラピストが獲得すべきスキルや目指す方向性に対する提言は、非常に参考になった。

3人の話を整理することで、回リハの入口・出口の戦略が理解できた。この3人が揃ったことで、自分の理解が深まるという気持ち良い機会だった。

このセミナーとは無関係の自分のタスクが遅れている点だけを除けば、120%くらいの満足だった。